新しいお札や大河ドラマに描かれる【渋沢栄一】とは?
2021年08月06日
write by 加藤
株式会社シェアティブに中途で入社した後輩花子。日経新聞やニュースなどで経済について学んでいます。果たして投資初心者の花子は、IFAの会社でやっていけるのでしょうか?!
近代日本経済の父と呼ばれた渋沢栄一
先輩:花子さん、今年の大河ドラマって観てますか?
花子:『青天を衝け』ですよね。実は今まで大河ドラマは見ていなかったのですが(汗)、新しい1万円札の図柄になる『渋沢栄一』の物語、気になってはいます・・・!
先輩:そうですね、今年の大河ドラマは渋沢栄一の物語です。渋沢栄一は『日本の資本主義の父』と言われていて、本当にたくさんの功績を残した人です。
花子:例えばどんな事をしたんですか?
先輩:日本に初めて株式会社を創ったり、『第一国立銀行』といって日本で初めての銀行、今のみずほ銀行を創ったんですよ。
花子:え、じゃあ渋沢さんがいなかったら、今の日本はだいぶ変わっていたかもしれませんね!
先輩:そうですね、渋沢栄一がいなかったら『経済大国日本』なんて言われなかったかもしれないです。花子さん、渋沢がどんなことをしてきたのか、調べてみてはどうでしょう。日本の経済がよりイメージできるかもしれません。ちなみに大河ドラマは見逃し配信で1週間は見れますよ。
花子:はい、少し調べたりしてみたいと思います!
日本初の株式会社や、渋沢栄一が作った大学も
先輩:花子さん、渋沢についてどんなことがわかりましたか?
花子:もともと農家の生まれですが、10代のころから家業の商売で頭角を見せ、20代には家を出て、徳川家に仕えてからパリ万博に行きました。
ヨーロッパで勉強をしてから、日本初の商法会所(現在の株式会社)を静岡に創りました。
それから500社以上の会社や大学も創った、大事業家だったそうですね。
私が気になったことは、渋沢が子供の頃、毎日繰り返し歴史の本を読んでいたことです。
尾高惇忠(おだかあつただ)という人に習って、たくさんの歴史書を読んだそうですが、最初は難しいと感じたものも、数年経つうちに楽しくなってきたそうです。
尾高惇忠は、興味のあるものから読んでいけば、今は難しいと思えるような本でもいつかは理解できるようになるだろう、と言っています。
幼いころに歴史書から学んでいなかったら、もしかしたら徳川家に仕えることもほかの行動を起こすこともなかったかもしれません。
渋沢が父に言った、
『この天下はついに乱れるに違いない、天下が乱れる日には農民だからといって安居してはおられぬ、ゆえに今日からその方向を定めて乱世に処する覚悟をせんければならぬ』
(『渋沢栄一自伝』より)
という言葉がありますが、日本人であることの責任というか、日本を変えるという決意みたいなものが満ち溢れていてかっこいいなあと思いました。
先輩:なるほど、渋沢栄一は歴史からの学びから、国の経済を動かすほどになったかもしれないということですね。
花子:そうなんです。私もIFAの会社にいるからには、これから日々の経済動向に加えて、歴史も少しずつ学んでいきたいと思います!